食物アレルギーを学ぶ2
前回の続きです。
思い返せば、娘は、2か月を過ぎた頃から急激に肌の調子が悪くなった。
皮膚科では「乳児湿疹」と診断され薬が処方された。指導通り塗っていたと思うのだが、改善は見られなかった。一時的に良くなることも無く、むしろ酷くなったように感じた。数日後に来院しその旨伝えたが、もうちょっと様子見てと言われそのまま。一部の湿疹から汁が出て化膿しているので、会う人会う人に「どうしたの?」と聞かれる。どうしていいか分からない状態だったので、説明するたび辛かった覚えがある。
定期健診で訪れた小児科でも、皮膚について指導と薬を貰ったが症状は変わらず・・・。何度か通った後、そこの看護師さんから帰り際、良い皮膚科があるから行ってみては、とメモを渡された。
結果的に、そこの皮膚科での診察と薬のお陰で、1週間程で大分改善されたのである。紹介してくださった看護師さんには感謝の一言である。但し、この時点では食物アレルギーであることはまだまだ判明していない。
次につづく。
ちなみに、娘の他に食物アレルギーを持っている・現時点判明している家族はいない。
但し、私も夫もアレルギー体質ではある。
夫:花粉症
アレルギー素因を持っていることで、なんらかのアレルギーを発症する確率は高くなる。しかも、そのアレルギーがどんな形で現れるのかは人による。元々持っていたアレルギーの素因が、娘は食物アレルギーとして出た ということになるらしい。
食物アレルギーを学ぶ 1
娘がチーズでアナフィラキシーを発症したことは大変怖い経験であった。
目の前で症状がどんどん重くなる娘、医療センターへ駆け込んだ事、
点滴を一晩中はずせなかったこと・・・入院中の出来事は今でもよく覚えている。
その後日の血液検査で結果が出た時、
入院の時に、アレルギーがあるんだ という事は頭で分かっていたのに
現実として突きつけられた時に相当ショックを受けたのである。
その時の私が食物アレルギーにもっているイメージは
一生治らない・ずっと食べられない・下手したら命に危険が というモノであった。
しかも、結果は主要項目を調べただけでも
卵・牛乳・大豆・ゴマ・小麦と複数陽性反応が出ていたのだ。ここまでは普通の小児科で診断を出してもらっていた。
小児科医の指導としては、まだ離乳食も初期だったし、皮膚の状態も悪かったので、とりあえず母乳の影響を確認するため私自身の食事に制限を設けた。
次に続く
負荷試験を受けた
はじめまして
こちらは子供のアレルギーに関する記録です。
幸い、命に別状は有りませんでしたが
娘8か月の時に、アナフィラキシーを起こしました。
兄の食べかけのキャンディチーズを好奇心で口に入れた娘。
かじった時点で、大泣きして吐き出したけれど、
少し体に入ってしまいました。
チーズに触れた唇は熱を帯び、みるみる腫れ上がりました。
まさにたらこ!と言える大きさに・・・
顔も体も蕁麻疹で真っ赤に腫れ、ものの10分で別人のように。
ぐったりした娘を抱き、近所の救急医療センターへ駆け込みました。
まあ、そんなこんなが始まりで
今2歳手前の娘は定期的にアレルギー専門医にかかっています。
その記録と経過をつづります。