アレルギー関連考察・経過

娘 8か月の時にアナフィラキシーを起こして入院。定期的に通院してます。

食物アレルギーを学ぶ2

前回の続きです。 

思い返せば、娘は、2か月を過ぎた頃から急激に肌の調子が悪くなった。
皮膚科では「乳児湿疹」と診断され薬が処方された。指導通り塗っていたと思うのだが、改善は見られなかった。一時的に良くなることも無く、むしろ酷くなったように感じた。数日後に来院しその旨伝えたが、もうちょっと様子見てと言われそのまま。一部の湿疹から汁が出て化膿しているので、会う人会う人に「どうしたの?」と聞かれる。どうしていいか分からない状態だったので、説明するたび辛かった覚えがある。

 

定期健診で訪れた小児科でも、皮膚について指導と薬を貰ったが症状は変わらず・・・。何度か通った後、そこの看護師さんから帰り際、良い皮膚科があるから行ってみては、とメモを渡された。

結果的に、そこの皮膚科での診察と薬のお陰で、1週間程で大分改善されたのである。紹介してくださった看護師さんには感謝の一言である。但し、この時点では食物アレルギーであることはまだまだ判明していない。

次につづく。

ちなみに、娘の他に食物アレルギーを持っている・現時点判明している家族はいない。

但し、私も夫もアレルギー体質ではある。

私:アレルギー性鼻炎ハウスダスト)、金属アレルギー

夫:花粉症

 

アレルギー素因を持っていることで、なんらかのアレルギーを発症する確率は高くなる。しかも、そのアレルギーがどんな形で現れるのかは人による。元々持っていたアレルギーの素因が、娘は食物アレルギーとして出た ということになるらしい。

 

食物アレルギーを学ぶ 1

娘がチーズでアナフィラキシーを発症したことは大変怖い経験であった。

 

目の前で症状がどんどん重くなる娘、医療センターへ駆け込んだ事、

点滴を一晩中はずせなかったこと・・・入院中の出来事は今でもよく覚えている。

 

 

その後日の血液検査で結果が出た時、

入院の時に、アレルギーがあるんだ という事は頭で分かっていたのに

現実として突きつけられた時に相当ショックを受けたのである。

 

その時の私が食物アレルギーにもっているイメージは

一生治らない・ずっと食べられない・下手したら命に危険が というモノであった。

 

しかも、結果は主要項目を調べただけでも

卵・牛乳・大豆・ゴマ・小麦と複数陽性反応が出ていたのだ。ここまでは普通の小児科で診断を出してもらっていた。


小児科医の指導としては、まだ離乳食も初期だったし、皮膚の状態も悪かったので、とりあえず母乳の影響を確認するため私自身の食事に制限を設けた。


次に続く


 

 

負荷試験を受けた

本日アレルギー専門医の指導のもと
日帰り入院での負荷試験でした。

項目は牛乳。

一度チーズでアナフィラキシーを起こしているので、入院しての負荷試験でした。

まずは診察を行い、体調が安定していることを確認し、病棟へ行きます。

説明を受け、負荷試験開始です。

まずは牛乳 0.1ccを注射器のような器具で
口内へ流し込みました。

娘は嫌がる事なく飲みこんだのだけど、二分もたたないうちに、口横に二つ蕁麻疹が出現しました。


少し痒いようでしたが、他の部位には現れていなかったので試験を続けます。


次は、0.3cc  同じように流し込みました。数分後、さっきまで機嫌の良かった娘が体を引っ掻きだし、かゆいと泣き叫びだしました。

顔にも体にもどんどん蕁麻疹が増えて行きます。咳も数回出はじめ、みるみるぐったりしていく娘…

状況を確認していた医師から、今日はここまでであること、これから点滴で投薬し症状を抑えることを説明されました。
娘はすぐに点滴に連れていかれました。


幼児の一口は3ccだそうです。
娘はそれよりもっともっと少ない量で
全身に症状が出るから、
引き続き完全除去、誤飲には注意ということになりました。


また半年後、牛乳で再チャレンジをすることになりました。(幼児の半年は大きく、状況が変わるため)


状況の再確認が出来て良かった、と思う反面、蕁麻疹が出来ていく娘を見ているのは大変辛く私自身も涙が出そうになりました…。

完全除去という状態から、ちょっとだけなら口にしても大丈夫となるまでは多分まだ時間を要しそうです。

はじめまして

こちらは子供のアレルギーに関する記録です。

 

幸い、命に別状は有りませんでしたが

娘8か月の時に、アナフィラキシーを起こしました。

 

兄の食べかけのキャンディチーズを好奇心で口に入れた娘。

かじった時点で、大泣きして吐き出したけれど、

少し体に入ってしまいました。

 

チーズに触れた唇は熱を帯び、みるみる腫れ上がりました。

まさにたらこ!と言える大きさに・・・

顔も体も蕁麻疹で真っ赤に腫れ、ものの10分で別人のように。

ぐったりした娘を抱き、近所の救急医療センターへ駆け込みました。

 

まあ、そんなこんなが始まりで

今2歳手前の娘は定期的にアレルギー専門医にかかっています。

 

その記録と経過をつづります。